ドリームライフ

こだわりキッチンの考え方やトレンド

インテリア

キッチンや食卓には料理をする人はもちろん、そこで食事を共にする人の思い出がたくさん詰まっているもの。

そんな大切な場所であるキッチンの最新の考え方やトレンドについて、ご紹介します。

 

【キッチンのトレンド➀】昨今人気があるキッチンの傾向


少し前までは、キッチンは別室に隠す、クローズド型が主流を占めていました。

毎日使う場所だから汚れている、調理の様子が見えるのは恥ずかしい、などがその理由でした。

しかし、現在増えているのは、オープン型キッチンです。

これは、ダイニングとリビングがひとつながりの空間にあり、そこに見せてもいいキッチンを置くという考え方。

こうすると明るく広々としたキッチンで、子どもに目配りしながら調理ができ、自分だけ孤立することなく、家族の会話にも入ることができると好評です。

 

【キッチンのトレンド➁】オープン型キッチンのメリット

 

リビングと一体化したオープン・キッチンが好評なのは、何といっても料理をしながら、家族と話したり、子どもの勉強や遊びの様子を見渡せる点にあります。

またキッチンの壁がないので、動きやすく家事がしやすい、広々と開放的な空間で気持ちよく料理ができるといった声も上がります。

友達や親戚を呼んで、前より気楽にホームパーティを開くようになったという人も。キッチンをオープンな造りにすることで、以前なら隠れていた料理という家事を、メインステージに引っ張り出し、自分も楽しみながらつくり、つくりながら会話をして、食べる様子を見ながらこちらも楽しむ、という新しい時間が生まれるようです。

 

【キッチンのトレンド➂】オープン型キッチンのデメリット

 

シンクの生ごみ、コンロ周りの食材の飛び散り、壁や換気扇の油汚れ、などのキッチンの汚れをしっかりと隠すことが難しいのが、オープン型キッチンです。

また、料理の臭いがリビングに広がり、いつまでも残ってしまうのが気になる人も。

リビングも何となく、油で汚れそうと懸念する声が多いようです。

しかし、キッチン周りの設備は進化を続けていますから、きれいに保つ工夫が数多く開発されています。

例えば、食器洗い乾燥機を導入して汚れたお皿をシンクに置かずにすむようにしたり、水はね防止の仕組みの付いたシンクや掃除がしやすいパネルコンロなどを採用することで、苦労しなくてもキッチンがきれいに保たれるようになってきています。

 

【キッチンのトレンド➃】これからのキッチントレンド

 

外食より、中食や家食が増加傾向にあったり、料理をする男性が増えていたりと、キッチンにこだわりを持つ傾向が強くなっています。

そんななか、最新のキッチンには、機能性はいうまでもなく、それに加えてデザイン性と耐久性が求められているといいます。

なぜなら、エコ意識が高まるにつれて、使い込んで汚くなったらリフォームするという意識から、インテリアになるくらいオシャレだが、長く使い続けられる素材や質感が求められているのだとか。

また収納への関心度も高く、開き戸ではなく、引き出し式の収納が主流を占め、しかもレールが必ず全部引き出せる「全開レール」にこだわる人が増えているようです。

 

【キッチンのトレンド➄】こだわりキッチンが魅力のマンション

 

夫婦はもちろん子供たちも、何かと忙しい時代の暮らし。そんな家族が一番長い時間を過ごすのはもしかすると、料理をつくるキッチンと、それを一緒に食べるダイニングなのかもしれません。

新しいキッチンやリビングの考え方を取り入れた2棟の最新マンションをご紹介します。

 

【キッチンのトレンド⑥】縦に配置した対面キッチンがいつも家族が集う空間を生み出した

 

インテリア

対面キッチンの配置を90度回転させて、縦に配置することで無駄な通路がなくなり、暮らしの場が生まれ、家族で過ごす時間が増えます。

 

インテリア

ベランダまで、十分な距離があるので、リビングに大きな開放感が生まれました。そののびのびとした広がりに誰もが驚きます。

 

少しでも無駄な空間をなくして、居間を広くしたいという願いをかなえたピアキッチンの考え方は画期的なものでした。

いつも、廊下を短くしてリビングを広く取りたいと考えているなかで「対面カウンターキッチンを横から縦に配置したらどうだろう」という発想の転換が生まれました。

こうすることで、カウンターとダイニングテーブルが一体となり、今までより大きなリビング空間が生まれます。

また、キッチンにいながらにして、リビングの様子が一目で分かり、料理をしながら子供の勉強を見たり、夫婦の会話を楽しむ場が自然に出来上がり、家族それぞれの暮らしが、このキッチンとリビングを中心にして交差することになり、ここに自然と家族が集まるようになるのです。

今まで、分離されがちだった家事の場とくつろぎの空間がピアキッチンによって一つにつながりました。

 

インテリア

対面キッチンを90度回転させたら、10.5帖のリビングが、18帖の大空間になりました。

主寝室以外の部屋が、すべてリビングに通じているので、自然と家族が集まり、ここが中心の場所になります。

 

インテリア

浴室の窓を開けると、廊下からバルコニーまで自然に風が吹き抜け、空気がよどみません。

ロングカウンターは、朝食をとったり、宿題をしたり、ご主人のバーカウンターにと常に使われています。

 




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