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デザイナーズ物件の探し方
2020年10月18日 部屋探し
より個性を求めるならSNSでの情報収集が良い
まず理解しておきたいのは、デザイナーズ物件には公的な定義が存在しないということです。
多くのポータルサイトや不動産会社ではある程度広めの定義でデザイナーズ物件という言葉が使われており、有名なデザイナーが関わった個性的・独創的な物件以外にも、実にさまざまな物件が一律にデザイナーズ物件として紹介されています。
そのため読み物やコンテンツとして楽しむには、ノイズが多く物足りなく感じてしまうかもしれませんが、一般的な住まい探しと同様に街や予算、広さなどを絞った上で、ちょっと変わった物件や遊び心を持った物件を探すことはできますので、多くの人にとっては十分に活用できるはずです。
また、より個性的な物件にこだわって物件を探したいという方には、Twitter・FacebookなどのSNSでポータルサイトや不動産会社のアカウントをフォローすることがおすすめです。
不動産業界全体としては、SNSの活用はまだまだ進んでいるとは言いにくいですが、デザイナーズ物件に強いこだわりを持っているポータルサイトや不動産会社ほど比較的そうしたSNSでの情報発信に積極的なことが多く、またSNSでシェアされることへの期待感からか、個性的な物件が紹介されやすくなっています。
ただ、こうしたアカウントをSNS上で直接探すのはやや難しいため、不動産ポータルサイトでデザイナーズ物件に絞り込んで検索を行い、出てきた物件のなかから特に気になる物件の掲載元不動産会社名を確認して、その会社のホームページを探してみるのがよいでしょう。
SNSがあればフォローできますし、こうした不動産会社は仮にSNSを利用していなくとも、ホームページやブログで同様の情報を発信しているケースも多くあります。
デメリットについても確認しておく
このようにして出会うことのできるデザイナーズ物件ですが、個性的で面白いという何よりの魅力がある一方で、デメリットがまったくないわけではありません。
一般的な相場に対して賃料や価格が高くなりがちであることや、個性的であるがゆえに間取りや設備が使いづらいケースもあることがよく挙げられますが、最も注意すべきは、デザイナーズ物件には「一目惚れ」してしまいやすいということです。
決定する前に住みやすさについて考える
住まいを決める前に一度立ち止まって、昼と夜、平日と休日、一人でいる時間と家族や友人と過ごす時間、といったようにさまざまなシーンを思い浮かべてイメージしてみることが、実際に住んだあとの後悔につながらないために非常に重要です。
個人の嗜好にピンポイントで刺さりやすいデザイナーズ物件ほどこのステップを忘れて「一目惚れ」で決めてしまいがちな傾向がありますので、魅力的と思える物件に出会ったときほど、逆にゆっくり立ち止まって考える時間を持つよう、強く意識しておきましょう。
タグ: デザイナーズ