「吉川醸造株式会社」丹沢・大山の高硬度な伏流水で仕込む日本酒

築蔵100余年の酒蔵。“雨降山”の名で知られる丹沢・大山の高硬度な伏流水で仕込む、凛とした日本酒を提供し続ける「吉川醸造株式会社」。フランスの「フェミナリーズ世界ワインコンクール2021」で金賞・銀賞をダブル受賞を果たす。

醸造探究

先代杜氏時代は、農学博士杉山晋朔の醸造理念に基づき、清酒酵母「酒母」を鍛える事で濃醇な味わいの高濃度アルコール酒の製造、麹蓋を用いた高品質な麹造り等、人の手による酒造りの極みを模索して来ました。現代の酒造りは、清酒酵母の多様化に伴い、華やかな香りを放つ吟醸酒や甘味や酸味を楽しむ低アルコール酒等、酒質に合わせ様々な製造技法を用います。同時に、古き時代の伝統製法の復活等、チャレンジの求められる時代でもあります。

吉川醸造は、伝統製法(生酛系酒母)山廃仕込の復活、先進的な吟醸酒造りのノウハウを取り込み、製造する日本酒全ての品質向上に取り組んでいます。これからも原料にこだわり、お客様に安心してお飲みいただける”Only One”の日本酒を醸して行きます。

酒造りに向かい合う

若き蔵人たちも蔵に集い、日々研鑽を重ねています。歴史の一員であることの誇りと、日本酒の未来を夢見て。酒造期の蔵人の生活は時に過酷なものです。早朝の米蒸しに始まって、深夜でも発酵の進み具合が気になりつい蔵に来てしまう。酒造の機械化が進んでも、生き物を相手にすることには変わりありません。

だからこそ、皆様に美味しいと言っていただけるお酒の出来たときのよろこびは他に代えがたいものとなります。

淡い桃色が美しい低アルコールの日本酒「雨降（AFURI）純米・かすみさけ」

「菊勇」で知られる吉川醸造の新ブランド「雨降-AFURI-」。”女性や日本酒に苦手意識がある人も楽しめる”をコンセプトに、アルコール度数低めや微発泡感あるタイプなどを数量限定で展開。その中の一本が本商品だ。酒米は、丸みのある優しい味わいで有名な「雄町」を100％使用。天然桃色酵母の働きで、優美な色彩とかすかな発泡感が魅力の、愛らしいお酒に仕上がっている。甘酸っぱくて軽快な、新感覚の味わいを楽しみたい。

最高級、特A地区の山田錦を35％まで磨き上げた究極の一品「雨降　純米大吟醸　成（NARI）桐箱つき」

「最高の酒米」と称される山田錦。中でも兵庫県東条は特A地区に認定され、最高級の品質とされる。その特A地区の山田錦を35％まで磨き上げ、雨降の硬水で醸した大吟醸酒が成（NARI）。

“天上の果実香”を目指し、1701号酵母を採用。風格のあるエレガントな吟醸香が贅沢に感じられる。七代目杜氏・水野が魂を込めた一品。

★スペイン国際酒類コンクール CINVE銀賞★雨降 純米吟醸 山廃仕込

天然乳酸菌のはたらきを利用する、日本酒造りの伝統的な手法”山廃仕込”。熟練の高度な技術と手間暇をかけて仕込まれた酛（もと）と、伝統の601号酵母により力強く芳醇な香りが感じられる。ミネラル分を豊富に含む雨降の硬水、そして酒米には繊細でふくよかな旨味を持つ神奈川県産若水（わかみず）を採用するこだわりで、旨味と酸味と甘みが絶妙に混ざり合い、他で得られない味わいに仕上がっている。

雨降シリーズでも格別の存在感を放つ、山廃仕込の傑作を味わってみては。

★KURA MASTER金賞★フェミナリーズ世界ワインコンクール金賞★雨降 純米吟醸

長野県産美山錦を100%使用したキレのある純米吟醸酒。希少な秋田流花酵母(AK-1)を使用し、特殊低温発酵で米の旨味をじっくりと凝縮。純米吟醸酒らしいフルーティーで爽やかな香りと、微かな渋みと苦みが融合し、五味（甘・辛・酸・渋・苦）をバランスよく感じられる。非常に繊細かつクリアな味わいと高貴な吟醸香で、食前にも食中にも最適な一本。

★ボルドー酒チャレンジ 金賞★雨降 十二年匿蔵・吟醸仕込

山田錦と美山錦から生まれたこの酒は、蔵の奥深くで12年間旨みを熟成させてきた。微かな黄金色と熟成されたオーキーな香り、12年の歳月が育てた深い酸味と旨みを五感でじっくりと味わいたい。あっさりとした魚や肉ではなく、チョコレートやドライフルーツ、ナッツとのペアリングがおすすめの日本酒だ。

ワイングラスやシャンパングラスで華やかに「雨降 純米・かすみさけ」

アルコール度数が13度と低めで、繊細な微発泡の日本酒。リンゴ酸高生産性酵母ならではのシャープな酸味と爽やかな甘みで、軽く飲みやすいのが特徴だ。香りは青りんごを思わせるフレッシュでエレガントなもの。涼冷え（15℃ほど）に冷やしてワイングラスやシャンパングラスで頂けば、和でも洋でも華やかに食事を彩ってくれる。

力強い酒質とを表現する伝説の岡山産の酒米「雄町」を使用。精米歩合90％と米をしっかりと残しながらも、ここまで爽やかで瑞々しさの溢れる味わいは熟練の蔵人ならではの表現だ。

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