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収納充実物件の探し方
2020年10月18日 収納
最近、新築物件やリノベーション物件を中心に、ウォークインクローゼットや玄関の収納ボリュームをウリにしている部屋が増えています。
収納スペースは大きいほど、また数が多いほどいい、と考える人がほとんどではないでしょうか。
今回はそのような「収納充実物件」を探す際のポイントをご紹介します。
居室が狭い間取りになっていないかを確認する
「きれいに片付いた部屋で暮らす」ことを目指して住まい探しをする際に、気になるのが収納スペースの大きさと数です。
部屋の特長としてアピールしやすい要素であるため、新築物件やリノベーション物件を中心にウォークインクローゼットや玄関の収納ボリュームをウリにしているものが増えています。
総じて、こうした収納スペースは大きいほど(数が多いほど)良いといえますが、二点注意しておくべきことがあります。
一つは、収納スペースを大きくした影響で居室が狭い間取りになっていないか、ということです。
これは収納スペースに限らず、キッチンや水回りのスペースを広く取っている物件なども同様です。
賃貸物件を例に挙げると、空室率の高まりや各種規制を背景に賃貸物件一戸あたりの専有面積は上昇傾向にあり、あえて広くゆったりした間取りを採用する物件も増えていますが、相場と比べて安価な物件などでは、収納や水回りに特長を出すために居室に割くスペースを削っていないか、注意して見る必要があります。
自分の持ち物に合わせた収納を考える
もう一つは、自分の持ち物に合わせた収納を考えましょう、ということです。
収納スペースの構造にもよりますが、例えば昔ながらの押入れのように奥行きのある収納はしまったものを取り出すのが大変なので、衣類や寝具など季節ものの収納には適していますが、趣味の小物など頻繁に出し入れしたいものの収納にはあまり適しません。
小物を多く持つ方は居室に収納力のある家具を置くことを考え、収納スペースよりも居室が広めの物件を選ぶ方が良いかもしれません。
ご自身がどういった物を持っていて、それをどういう頻度で出し入れするのか、ということをよく考えて必要な収納スペースを検討しましょう。
外部のトランクルームを活用する
また、外部のトランクルームを活用するのも手です。
最近になって急速に普及が進むトランクルームは施設のバリエーションもさまざまで、広さはもちろん空調やセキュリティといった機能面、あるいは24時間出し入れ可能な施設など、利用方法に合わせて選ぶことができるようになっています。
専門スタッフや宅配便を利用して荷物の出し入れを行えるトランクルームもあり、以前よりも活用の幅は広がっています。
最後に、収納というテーマとは若干ズレますが、きれいに片付いた部屋で暮らすためには引越しの際になるべく多くの物を捨てることが肝心です。
引越しというイベントは、捨てられずに溜まっていく物をまとめて捨てるための絶好の機会になります。
荷物を減らすことで、引越しに必要なお金や時間を節約できるというメリットも得られますので、「迷ったら捨てる」という気持ちで積極的に不要品を処分してみてはいかがでしょうか。