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キッチンにこだわる物件の探し方
2020年10月22日 キッチン
充実したこだわりのキッチンというものは、多くの人にとって憧れではあるもののMUSTではなくWANTな要素となるようです。
その分、自分のライフスタイルに合ったキッチンを見つけるのはなかなか難しくもあります。
今回はそのような「キッチンにこだわる」物件探しのポイントをご紹介します。
キッチンを重視して住まいを探す場合、HOME’Sなどの主要な検索サイトの多くでは「ガスコンロかIHか」「コンロの口数」「システムキッチンやカウンターキッチンが導入されているか」といったことが確認でき、物件を絞り込んで探すこともできるようになっています。
例えばHOME’Sの賃貸物件検索で「コンロ二口以上」を条件として選択すると、地域や築年数などによって多少の差はありますが、おおむね半数程度に候補が絞られます。
必須の条件として考える方は、まずは予算や駅徒歩分といった基本的な条件にこれらの条件を加えて住まいを探してみましょう。
その上で、検索サイトでは確認できない大事なポイントもいくつかあります。
代表的なものが、調理スペースおよびシンクの広さです。設備の有無のようなわかりやすい要素でないため住まい選びの際に見落とされがちですが、キッチンの使いやすさ、ひいては料理の楽しさに直結する部分ですので、注意が必要です。
特に、一人暮らし向けのワンルームや1Kに導入されているキッチンの場合、十分な調理スペースが確保できないことが少なくありません。
このようなキッチンの場合、コンロの上にまな板を置いて調理せざるをえない、切った食材を置いておくスペースが無いなどの理由から、たとえ二口コンロであったとしてもそれを持て余してしまいがちです。
また、キッチン周りの収納についても同様に大事です。
鍋やフライパンといった調理器具だけでなく、お皿やコップ、調味料、インスタント食品などは、増える一方ですので、最初は収納に余裕があっても徐々にスペースが足りなくなってくることが考えられます。
ほとんどのケースで備え付けの吊り戸棚とシンク下がメインの収納スペースになりますが、カウンターキッチンなど吊り戸棚が設置されていない場合もあります。
現在主流のシステムキッチンであれば、シンク下に容量の大きなスライド式収納が付いているものがほとんどなのであまり不安はありませんが、築年数の古い物件の際は特に注意が必要になります。
もっとも、賃貸用・自宅用を問わず住宅のリフォーム実施箇所として、バスルーム、トイレと並んで「御三家」と呼ばれるほど人気なのがキッチン。
当然のことながら、古い物件だからといって必ずしも調理や収納のスペースが足りないキッチンであるとは限りません。
不動産会社への問合せの際には、自分がどんなキッチンを希望するのか(あるいは、キッチンには特にこだわらないのか)をしっかり伝えるようにしましょう。