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色彩豊かに咲く花いっぱいの街

ステイホームの日が増えてなかなか四季の変化を味わいにくい昨今。部屋に飾った一輪の花や野に咲く花々に癒された人も多いのでは?思い切って花をぐんと身近に感じられる暮らしができる街に住んでみるのも素敵ですね。今回は、色彩ゆたかに咲く花いっぱいの街に注目していきます。

花いっぱいの街探しの3つのポイント

point1 花のスポットがたくさんある

「桜並木がきれいな通り」「川沿いに季節の花が咲く」など、日常の行動範囲に花の見どころがあると通勤や散歩も楽しくなります。花が素敵なお出かけスポットもあれば、暮らしのなかで花に親しめる機会がさらに増えます。

point2 花の産地

花の栽培が盛んな街では、その土地の気候などを生かして多種多様な品種が育てられています。農園によっては見学や購入が可能なことも。地元の花でリビングや食卓を彩るのも楽しく、癒されるでしょう。

point3 花を買える場所がたくさんある

フラワーショップはもちろん、地元の花が並ぶ直売所や道の駅など、気軽に花を買えるお店があると暮らしの中にも花を取り入れやすくなります。本格的に育てるなら、園芸店やホームセンターもあると便利です。

 

【花いっぱいの街➀】雄大な山岳と大地に恵まれた花のある景観がきれいな城下町(松本)

花いっぱいの街

街のシンボルで、黒と白の対照が美しい「国宝 松本城」。お城や周辺の「松本城公園」を散策しながら、桜や梅、ツツジ、牡丹、藤、蓮、バラなどの多種の花に触れられる。

花いっぱいの街
松本では2004年から「オープンガーデン」を実施。市内各地で、花と緑で演出された庭園が35カ所公開されていて、公開期間中に限って見学できる。

花いっぱいの街
最高峰「王ヶ頭」などからなる標高約2,000mに広がる高原は、高山植物の宝庫でその数は200種以上。ヤナギラン、マツムシソウ、ヤマハハコなどが数々の花を楽しめる。牧場の牛が放牧される初夏の頃は、高原にオレンジ色が映えるレンゲツツジがきれい。

花いっぱいの街

フラットな白い外観が目を引くフラワーショップ。個性が光る雰囲気のいい店内では、切り花からドライフラワー、観葉植物、花器まで幅広く扱っている。渚駅からすぐ、松本駅からでも徒歩約15分の場所にあるので、花のある日常を送るうえでも気軽に立ち寄れる。

 

【花いっぱいの街➁】のどかな自然風景と都市が両立する国内有数の花栽培が盛んな街(豊橋)

花いっぱいの街

花栽培が盛んな豊橋には、約3万7,000株のしょうぶが見事な「加茂しょうぶ園」や、桜がきれいな「豊橋公園」などの花を満喫できるお出かけスポットが多い。

花いっぱいの街
季節の花々が植栽されている豊橋駅の東口駅前広場べデストリアンデッキ。景観が整うだけでなく、通勤や通学などで行きかうたくさんの人々の心を和ませている。

花いっぱいの街
植物園と動物園、遊園地、自然史博物館がある豊橋総合動植物公園。植物園ゾーンでは、約1万5,000株もの花が彩る「大花壇」、ナチュラルガーデンがテーマの「花と香りの園」、桜がきれいな広場、熱帯・亜熱帯植物約850種類を展示する温室などで、花と緑を一日中楽しめる。

花いっぱいの街
花を長く楽しんでもらうために仕入れからこだわり、見た目も持ちもいい花々を種類豊富に揃えている。花の美しさを引き立たせるための厳選された花器・植木鉢も充実。きれいな花とお気に入りの花器を見つけられる空間で、花とともに暮らす楽しさを広げていける。

 

【花いっぱいの街➂】野山のきれいな花に癒される玄界灘に面したリゾートの街(糸島)

花いっぱいの街

県指定名勝で、鳥居としめ縄で結ばれた夫婦岩のある絶景を楽しめる「桜井二見ヶ浦」。海に山にと豊かな自然に恵まれた糸島では、さまざまな花に触れることができる。

花いっぱいの街
「富山川」下流(通称:泉川)はハマボウの九州有数の群生地。約1.7kmに渡り約730本が群生し、見頃の7月にはかわいらしい黄色い花を咲かせて彩る。

花いっぱいの街
”花の名峰”とも呼ばれる標高983mの山で、春から秋まで季節の植物に触れられる。春の山をピンク色に染めるのは、高さ2~3mほどあるコバノミツバツツジ。夏は登山道に咲く狐のような花の色のオオキツネノカミソリが見事で、登山者の目を楽しませている。

花いっぱいの街
6畳のログハウスの店内は、壁に天井にと色とりどりのドライフラワーが並ぶ。どれも市場で仕入れた新鮮な花を店内で乾燥しているので発色と色の持ちがよいのが特徴。1輪からブーケ、リースまで種類も豊富なので、自室のインテリアにぴったりのものが見つかる。




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