早起きしたくなる♪朝時間を楽しめる街

バタバタしがちな朝だけど、いつもよりちょっと早起きするだけで一日の始まりが心地よくなるもの。ゆっくりとコーヒーを飲みながら本を読んで、自然のなかを散歩して・・・と憧れの過ごし方もあるでしょう。
今回は、早く起きたくなるような朝時間を楽しめる街に注目します。

朝時間が楽しくなる街探しの3つのポイント

point1 散歩やランニングを楽しめる

緑豊かな公園や遊歩道、川沿い、海辺などの自然に触れられる環境があると、朝の散歩やランニングが一層気持ちいいものに。小鳥のさえずりに癒されたり、景色の移り変わりが目に見えたりするのも自然のなかを歩く醍醐味です。

point2 朝ごはんを堪能できる

朝早くからオープンしているカフェやレストラン、パン屋さんがあると、朝ごはんが楽しみのひとつに。体のスイッチを入れるきっかけにもなります。地元の新鮮食材が揃う市場や直売所で買った食材で朝食づくりをしても、充実した時間を過ごせます。

point3 朝に行きたい場所・やりたいことがある

時間を有効活用するなら、語学スクールやスポーツジム、ワークショップなど、朝から知識を高められたり体を鍛えられたりする場所があると便利。農業やサーフィン、お寺での坐禅など、その街ならではの体験をするのもいいでしょう。

【朝時間を楽しめる街➀】海に囲まれた偉大な自然と共に暮らせる街（銚子市）

銚子半島最東端にある犬吠崎は、初日の出を日本で一番早く見られることで知られる。
犬吠﨑から海鹿島へと続く君ヶ浜の海岸は眺めもきれいで、朝の散歩に最適。

銚子電鉄のレトロな車両が街やキャベツ畑を走るのんびりとした光景も銚子ならでは。
銚子は海に囲まれた漁師町の一方で、全国有数の春キャベツ生産地でもある。

海抜40～50mの断崖が約10kmも続く景勝地。
下総台地が波によって削られてできた崖の美しさは壮観で、イギリスのドーバー海峡の白い崖になぞらえて「東洋のドーバー」と呼ばれるほど。
銚子マリーナ海水浴場から遊歩道があるので散策もしやすい。

水揚げ量日本一の銚子漁港の近くにある水産物の卸売センター。
10店舗以上が軒を連ね、銚子で水揚げされた新鮮な海の幸をはじめ、干物、練り物など幅広い商品を購入できる。
レストランもあり、新鮮な魚介を使った料理を朝から堪能できるのもうれしい。

【朝時間を楽しめる街➁】下町らしさと新しさが融合する水辺の洗練された街（清澄白河）

清澄白河駅から徒歩7分程にある、隅田川に架かる清洲橋。
東京スカイツリーも眺められる絶景は清々しい朝にぴったりで、橋を渡れば日本橋方面へと出られるのも便利。

カフェの街と呼ばれるきっかけにもなった「ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ」。
シングルオリジン中心の多用なコーヒーとフードでおいしい朝を過ごせる。

隅田川沿いのシェアホテルで、宿泊者以外も利用できる施設が充実している。
屋外多目的スペース「かわてらす」は、読書などをして自分の時間を過ごせる場所。館内レストラン「PITMANS」での朝食や、ショップ、ギャラリースペースも楽しめる。

シリコンバレーでベーカリーを展開していたシェフが、帰国して2018年にオープンした「Boulangerie MAISON NOBU」。
4種の小麦粉をブレンドした「クロワッサン」や、「ラムレーズンフレンチブレッド」などラインナップは多彩。日によって異なる「本日のスペシャル」もあり、何度でも足を運びたい。

【朝時間を楽しめる街➂】四季折々の自然を楽しみながら水と食の恵みを感じられる街（加須市）

埼玉、群馬、栃木、茨城にまたがる「渡良瀬遊水地」。
水に緑にと自然がどこまでも広がり、散策はもちろん、植物観察やバードウオッチング、釣りをしても楽しい。

市内には、武蔵野の田園風景を大切に残すエリア「浮野の里」がある。
クヌギ並木や屋敷林、ノウルシなどが、季節それぞれの彩りを見せてくれる。

渡良瀬遊水地に隣接し、地元で採れた新鮮な野菜や果物を購入できる。
埼玉、栃木、群馬の県境が平地の1カ所で接する三県境からも近い為、各県の名産品が集まるショップも併設。地元農産物を使ったメニューを頂ける食堂やパン屋と、いろいろなおいしさに出会える。

100年以上前の小屋を改装した温かみのある空間で、朝に味わえるのは「ねかせ玄米の梅醤番茶漬け」「トーストサラダセット」などの朝限定メニュー。朝活をテーマにしたエクササイズレッスンや、敷地内の農園での農業体験にも参加できる。