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照明器具おすすめメーカーと商品の特徴をチェック
2020年10月29日 照明器具
照明器具に求められる役割は、室内を真量のように明るくすること?
いいえ、それは照明の機能の一部でしかありません。
そこにあるだけでアートのような存在感を放ち、光が灯れば空間に新たな表情を与える。
今回はそんな魅力的な照明器具を生み出すメーカーをご紹介します。
1962年にイタリアで誕生した照明器具ブランド
1)C.グルチッチの「OK」は、カスティリオーニによる名作「PARENTESI」ランプ(1971年)をLED光源でリデザインしたもの。
2)P.スタルクの「ボンジュール アルブラグド」は充電式テーブルランプ。シェードは着せ替え可能。
3)壁掛けや床置きが可能なグルチッチの「メイデイ」。価格も手ごろでプレゼントにも。
4)美しく機能的な製品カタログ。フロスの歴史と哲学が詰まっている。
都心でありながら緑も多く、落ち着いた街並が続く東麻布。その一角、東京タワーを間近に望むビルの8階にフロスのショールームはあります。
フロスとは1962年にイタリアで誕生した照明器具ブランド。世界で活躍するデザイナーたちとともに、シンプルでありながら機能的、斬新かつ芸術的な、時代の先端を行く多くの製品を生み出し、ヨーロッパ随一のブランドとして高い評価を得ています。
「フロスの製品に共通しているのは“普遍性”。流行を追うのではなくタイムレスで、一つの商品を長く販売しているのが特徴です」と、説明してくれたのはフロスの日本法人でPRを担当する井出さん。
吹抜けが開放的なショールームに足を踏み入れると、フロスの代名詞といえる曲線が美しいARCO(アルコ)などの定番商品や今季の新製品が光を放ち、まるで光の美術館のよう。
壁際の白いボックスを使った展示は、フロス創設時より関わるイタリアを代表する建築家・デザイナー、アキッレ・カスティリオーニの発案。各製品の光の広がる様子を見やすくした設計だそうです。
レイアウトは展示会や新製品が出るタイミングで変わりますが、製品の美しさを十分に表現するためイタリア本社のチームが担当し、数ミリ単位の配置調整を行うというこだわりよう。
そこに並ぶ製品は、建築設計会社が施工時に使うプロユースのものから、住宅に配置できるもの、プレゼントにも使える小振りなものまでさまざま。インテリアショップの店頭には置いていないフロスの製品を見ることができます。
ショールームは完全予約制で、販売はしていないため、購入したい製品が決まれば全国のインテリアショップなどの販売代理店で購入することとなります。
「“詩的”でありながら、機能性に富んでいることがフロスの製品の特長の一つで、どんなお部屋にも似合うものが多いです。日本の照明のように、何畳間用、リビング用・寝室用やといった考え方はないので、好きな照明を好きな場所に置いて、その灯りを心地よく感じることが大切だと思います」と井出さん。
こんなモダンアートのオブジェのような照明器具を取り入れれば、それだけでお部屋がぐっとイメージアップしそうですね。
会社名:FLOS SPACE
住所:東京都港区東麻布1-23-5 PMCビル8F
TEL:03-3582-1468(予約受付)