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注文住宅を計画する前に知っておきたい豆知識!後悔しない家づくり♪

注文住宅

家を建てることは、ほとんどの人にとって人生の一大事。特に完全注文住宅を検討しているなら、決めることや考えることが多すぎて、何から始めればいいのかわからず悩んでしまいますよね。そこで今回は、家を建てる前に知っておきたい基本的な知識から思わず「へぇ~」となるものまで、建ててから後悔しないための豆知識をご紹介します。

 

後悔しない家づくりには情報収集が必要不可欠

 

家づくりに失敗や後悔をしないために知識や情報が大切だといっても、誰にでも同じものが正しい訳ではありませんし、必要な訳でもありません。まずは、あなたの家づくりにとってどんな知識や情報が大切かを考えて見ましょう。それには、あなたがどんな家に住みたいかを思い浮かべると良いでしょう。

理想のマイホームを実現するために必要で正しい情報を集めていなければ、「家づくりの成功はない」と言っても過言ではありません。とはいえ、初めての家づくりでは、自分達家族に必要な情報が何か分からなかったり、必要な情報が分かっても集め方を知らなかったり、何から手を付けるべきか分からないのは誰しも同じです。

今回は、失敗しない注文住宅の情報収集法である、「目的に合わせた情報媒体の選び方」についてまとめてみました。

 

家づくりの知識や情報を集めるための情報媒体

 

家づくりの知識や情報を集めるための情報媒体には、主に以下のものがあります。それぞれの媒体に得意・不得意分野があるので、自分にとって必要な知識や情報が得意な媒体を選ぶことが時間や手間の節約になりますし、家づくりに失敗や後悔をしないための近道と言えます。

 

住宅情報誌

基本的な知識や情報を集めたい人におすすめです。特にSUUMO(スーモ)は住宅情報誌の中でも読んでおくべき雑誌です。地域ごとに特化した◯◯県版になっているので、家を買う前は必ず目を通しておいたほうが良いです。ただ、注意点は掲載されている殆どの住宅会社が有料で掲載して記事を載せているという所です。あくまでも会社選定ではなく、基本的な知識を付けるための情報収集と思って読んでください。

 

インターネット

手軽に知識や情報を集めたい人におすすめです。ただ、インターネットは様々な情報が入り乱れているので注意が必要です。SUUMOやホームズなどポータルサイトに注文住宅会社が掲載されていたりしますが、殆どが有料で大手などお金を持っている所が掲載されている傾向で、逆に地元に強い広告予算を余りかけない建築会社などが見つけづらいなどの問題点があります。

できれば、情報収集に時間はかかるかもしれませんが、Google検索などで「エリア 注文住宅会社」「エリア 建築会社」などでGoogle検索やGoogleマップ検索などをして公式サイトを見て頂くと、地元でこだわりや技術のある建築会社が見つかりやすいかもしれません。

その際は、自分に合いそうな会社からの資料を全て取り寄せるようにしてください。

また、「会社名 評判」「会社名 口コミ」などで検索し、特に悪い口コミなども事前に情報収集しておくと、インターネット上で公開されている情報は自分たちの都合のいいように掲載されていることが多いので、役に立つと思います。

 

住宅展示場

ハウスメーカーや大手住宅会社の建物を体験したい人にはおすすめです。様々な施工事例を実際に体験することで、自分が建てたい家のイメージがわきやすくなります。ただ、注意点は元々展示場にあるモデルハウスは「かなりいい家のイメージ」で作っているものが殆どで、そのままのイメージで考えてしまうと、家を建てた時にイメージと違うとなることもありますので注意してください。

また、基本的に住宅展示場にあるモデルハウスは大手の住宅会社ばかりなので、ブランド名だけに流されないように購入する前は他の中小の住宅会社の営業の方の話を聞くなど、しっかり情報収集して決めましょう。

また、営業の方の話を聞く際は、事前情報収集や知識がないと、うまい話しに流されてしまいます。しっかり、疑問に思ったことや質問したいことなどが伝えられるよう、準備して臨みましょう。

 

オープンハウスやイベント

地元の工務店や中小住宅会社の建物を体験したい人におすすめです。大手よりも安く、施工や耐震性など技術力が強い建築会社もたくさんあります。是非、積極的に地元の工務店や建築会社のオープンハウスやイベントに参加して情報収集をしてみてください。

 

マイホームにかかるお金の落とし穴

 

毎月、家賃並みの支払いで夢のマイホームが持てる!…なんて広告、よく目にしませんか?これって本当でもあり、嘘でもあるんですよ…。なぜなら、マイホームには賃貸にはかからないさまざまな出費があるからです。

・住宅ローンの金利や手数料の負担
・土地や建物の登記に必要なお金
・新生活に向けた家具・家電の買い替え費用
・新築中の仮住まいや引越し費用
・多少なりとも庭ができることによる外構費用の負担
・不動産取得税・固定資産税などの税金
・建物の火災保険料
・家の規模が大きくなることによる光熱費の増加
・経年劣化に対する修繕費の準備

↑これって、どれも賃貸暮らしのままなら、あまり気にせずによかった出費なんですよね…。マイホームを持つと、数十マン〜数百マン単位の出費がドッと出ていきます。もし今まで「家賃は支払えてたけど、貯金は全然できてない」といった暮らし方だったとすると、家を建ててから苦労するかもしれませんので注意してください。

 

注文住宅を建てる依頼先の工法は必ず最初に確認しよう

 

どんな家にしようかと考えるのは楽しい作業です。でも注文住宅は作り方の工法によって間取りに制約があったりすることはご存知ですか?工法は主に5つあり、それぞれメリット・デメリットがあり、コストにも影響するので、注文住宅を建てる依頼先がどんな工法を用いるのか最初に必ず確認しておきましょう。

 

木造軸組工法

日本伝統の工法で、柱や梁などの木材の組み合わせで骨組みを造り、壁に入れる筋交いと共に建物を支える構造。間取りの自由度が比較的高く、将来的な増改築も行いやすい。「在来工法」とも言う。

2×4工法

箱状の空間を左右につなげたり上下に重ねる工法。耐震性や耐火性が比較的高いが開口部の大きさに制限が出る場合がある。木造軸組と比べて間取りの自由度は低い。

RC造(壁式工法)

鉄筋を組み型枠を立てて、そこにコンクリートを流し込んで柱や壁を造る工法。他の工法と比べて一般的に耐火性や耐久性が高い。一方で工期が長くなりがちで、木造と比べて建築費が高くなる。

鉄骨造

柱や梁を鉄骨で造る構造。鉄骨の種類により軽量鉄骨造と重量鉄骨造がある。木造軸組と比べて柱の本数が少なくてすむため間取りの自由度は高く、3・4階建てにも使用される。一方でコストがかかる。

プレハブ工法

柱や壁、梁などの部材を工場で造り、現場で組み立てる工法。工場で造るため品質管理がしやすく、工期も比較的短くてすむ。躯体の種類により鉄骨系・木質系・コンクリート系に分けられる。

 




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