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住宅ローンのポイントを解説!戸建て・マンション購入の準備♪

戸建てやマンションなどの住宅購入にあたっては、住宅ローンを利用するのが一般的です。

そこで今回は住宅ローンで最低限必要なポイントをご紹介します。

※中古物件の場合は、異なるケースがあります。


住宅ローン➀購入資金ってどうするの?

住宅購入にあたっては、住宅ローンを利用するのが一般的ですが、頭金や諸経費は現金で用意するのが原則です。

そのため、自己資金(親などからの援助金を含む)と借入金(住宅ローン)をうまく組み合わせる必要があります。自己資金の目安は物件価格の最低でも2割、できれば3割は用意したいもの。

内訳は、諸経費として1割。残りが頭金です。諸経費は税金、仲介手数料、登記費用、火災保険料、ローン関連費用、引越し代など多岐に渡りますので、余裕を持って見込んでおきましょう。

親から住宅購入資金を援助してもらう場合、贈与税の非課税枠もあります。

 

住宅ローン➁ローンの種類ってどんなものがある?

住宅ローンには、大きく分けて公的融資と民間融資とがあります。

公的融資としては、勤務先の会社に財形貯蓄制度がある場合に利用できる「財形住宅融資」が代表的。

民間融資には、銀行、信用金庫など多くの民間金融機関が扱う住宅ローンのほか、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携したローン商品「フラット35」などがあります。

利用する金融機関や商品によって、金利や事務手数料といったコスト、団体信用生命保険などの付加サービスに特徴があるので自分に適したものを選びましょう。

 

住宅ローン➂ローンを選ぶポイントは?

ローンを選ぶうえでの最大のポイントは金利のタイプ。大きく「変動型」「固定型」「固定期間選択型」の3つに分けられます。

「変動型」は、通常年2回、金利が見直されます。今は 金利の低いものが多く有利に見えますが、将来的な金利の上昇の可能性も。余裕のない人にはおすすめできません。

「固定型」は、完済まで全期間に渡って同じ金利が続くもの。「フラット35」はこれにあたり、生活設計がしやすいメリットがあります。「固定期間選択型」は、3、5、10年など一定期間に限って金利を固定し、期間終了後は変動型になる(もしくはその時点の金利で再び固定期間を選択)タイプです。

「まだ若く、出産や教育などこれからお金の使い道が山ほどある方は変動型にしないほうがいい」というアドバイスは、ほかの部分に不確定要素が多いため、金利については安定させておいた方が良いという考え方からきています。

 

住宅ローン➃住宅購入のときに優遇される税制があるの?

「住宅ローン減税制度」は、住宅ローンを使って住宅を購入した場合、所得税等が軽減される制度。ローンの年末残高に応じて10年間に渡り所得税等が控除されます。

控除額は10年間で最大400万円(認定住宅の場合は最大500万円)におよびます。

「すまい給付金」は、2014年の消費税8%引上げ時に創設された住宅取得者のための負担軽減策。

収入が一定以下の方が対象ですが、最大で30万円(10%時は最大50万円)が給付されます。

同様に実施されたのが、住宅取得等資金の贈与税の非課税枠の拡大。

親から子など直系尊属からの住宅取得資金の贈与が、契約年などによって異なりますが、一定額まで非課税になります。




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