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家族みんなで家事をする家。動線は短く、個性に合わせて
2020年09月11日 暮らしの実例
家族みんなで家事をする家。動線は短く、個性に合わせて
整理収納アドバイザーの小堀さんは「家族みんなでする片付け」を指導しています。「建築を専攻し、ハウスメーカーなどでお客様に広い収納や最新設備を薦めてきました。でも数年後には散らかって悩む人が多いんです。片付けを根本から勉強しようと思いました」。
小堀さんが得た結論は「主婦が一人で頑張るのでなく、全員が家事をする仕組みをつくろう」でした。「どこに何があるのかわかりやすく。面倒くさがり屋もできるように動線は短く」。小堀家は流し台の真横がテーブル。食べ終わったらすぐに各自で食器を洗うことを習慣づけました。最近では長男の学年が上がり勉強量が増えたものの、勉強道具の片付けは苦手。そこで塾のテキストなどを収納する白いボックスを、テーブルの右端の彼の席のそばに設置しました。「それぞれの個性や希望に合わせて置き場所を決めると、散らかることがなくなります」。