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自宅の土間でマーケット、人との交流、食を楽しむ

暮らしの実例

自宅の土間でマーケット、人との交流、食を楽しむ

金田漁港そばの荒井さんの家は、玄関の土間に入ると、照りつける夏の日差しが嘘のように涼しい。「草屋根の家だからでしょう、冷房がなくても外と10度くらい違います」。
自然の中で子育てをと横浜から移住した荒井さんは、月に一度、仲間が持ち寄った食材や服などを販売する土間市(どまいち)を開催。各々が育てた野菜や手づくりスイーツ、特に荒井さんが焼く天然酵母パンに、お友だちがつくる三崎マグロのツナをはさんだサンドイッチは完売必至の人気商品。「地元のマグロを贅沢に使っているので遠くからもお客さんがみえます。この辺りは海の幸も野菜も本当に美味しいんですよ」。

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荒井さんが家の土間を開け放つことで、人や自然の恵みが集まる場所ができました。「この野菜も地域の人のおすそ分け」という土間に置かれたコリンキーやトマトの色鮮やかさは、どんな装飾品よりも家を輝かせています。




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