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リノベーションのメリットや工夫、注意点
2020年10月17日 暮らしの知識
家族もゲストも楽しめる住居にリノベーションしたい!その際の工夫や注意点についてご紹介します!
大勢を招くことを想定した場合の便利な間取りや工夫とは?
家のなかに、人が集まることのできる空間を複数設けることをおすすめします。リビングに置かれた一つのテーブルを囲むだけではなく、例えば、一人掛けのソファやイスをあちこちに配置するだけでも、ゲストが室内を行き来しやすくなるでしょう。
また、庭やベランダといった屋外空間に居場所を設けるのも一案。照明や水栓、コンセントを備えたウッドデッキのテラスなどがあれば、外での食事なども手軽に楽しむことが可能です。
ゲストにとって居心地がよい家とは?
書籍や食器、衣類、写真など、住まい手の趣味や嗜好が分かる物が部屋の目立つ場所にあると、お客様の目を楽しませるだけではなく、コミュニケーションのきっかけにもなります。そこで収納を「魅せる本棚」や「魅せる食器棚」など、自分を表現するツールとして活用してみてはどうでしょう。
また、「この部屋はリビング」「この部屋はダイニング」と用途を限定せず、時にはその逆の使い方もできるようにするなど、余白を残したLDKにしておくこともポイント。お客様の人数や、パーティの趣旨によって臨機応変にアレンジすることができ、結果として、ゲストにとってくつろぎの空間になると思います。
中古物件を購入してリノベーションするメリットとは?
新築の物件を購入するよりも安く、かつ自分好みにアレンジできることが最大のメリットといえます。特に、築20年以上の戸建ての場合、エリアにもよりますが、ほぼ土地値のみで売られているケースがあるためリーズナブルといえます。
また、例えば、公園に面した家を希望する場合など、新築限定で探すと物件数が限られますが、中古も視野に入れることで見つけやすくなるなど、立地やその他において好条件の物件が多いことも魅力です。事実、当社スタッフの多くが、マンションや戸建てを購入してリノベーションした物件に住んでいます。
リノベーションする物件を選ぶ際の注意点は?
リノベーションの利点は、思い通りの設計ができることですが、景色や近隣の住環境など、変えられないものもあります。マンションの場合、共用部に関しては手を付けることができません。一見、制約がなさそうな戸建ての場合も、柱と梁で作られている木造在来工法と違い、ツーバイフォー工法などでは壁が容易に外せないため間取りの変更に制限が生じる可能性があります。
リノベーションを考えるとき、「ああしたい、こうしたい」と夢は膨らみますが、むしろ、自分の力では及ばないところこそ重視するべきです。
タグ: リフォーム・リノベーション